英語の勉強?もういらないかもね。イタリア人とスマホで会話した話

Do we need Study English

こんにちは。イギリスでノマドワーク実験中の山根です。あなたは英語の勉強って必要だと思いますか?それとも不要だと思いますか?

「進学,就職,昇進にもTOEICのスコアが必要だし,グローバル化が進んでいるから勉強して当然。」

「海外旅行に英語は必須。」

と思っている方もいると思います。

今回は海外旅行に英語が必須!!だと思っていた自分の考え方が,180 ℃変わる体験をしたので記事にしました。

英語勉強しようかなと考えている方は,ぜひ読んでください。

 

ゲストハウスでイタリア人と遭遇

An Italian man

イギリスに到着して3日目,ロンドン郊外のゲストハウスに宿泊しました。
僕のベッドの隣には笑顔がすてきな60代くらいのおじいさんがいました。

英語であいさつした所,握手を求められたので握手をしました。そして外国語で話しかけられたのですが,何を言っているのか全く分かりません。英語はあいさつ以外全く分からないようなジェスチャーをされます。

かろうじてイタリアから来たことは分かったので,スマートフォンのGoogle翻訳アプリを使ってみることを思いつきます。

スマホでGoogle翻訳を試してみる

Google translation
お互い何を言っているのか理解できなかったので,Google翻訳を使って音声翻訳を試してみました。
「どこから来たんですか」と日本語で言ったところ,スマホが僕の声をイタリア語に翻訳し,「Come stai?(コムスタイ)」と言いました。

イタリア人のおじいさんはそれを聞いて,とても喜んでました。

彼は話し相手がほしかったようで,スマホで日本語をイタリア語に,イタリア語を日本語に翻訳しながら1時間以上世間話をしました。

たまに不自然な文章に翻訳されますが,お互いが何を話しているか理解するには十分な翻訳レベルでした。

言語の壁がない世界はすぐそこまで来ている

今回の翻訳体験は,言語の壁がなくなる未来が,すぐそこまで来ていることを実感した体験になりました。

2017年に行われたGoogleのデモンストレーションでも,ほぼ遅延なしの音声翻訳をプレゼンしています。

2016年11月には,Google翻訳の精度が飛躍的に向上したと話題になりました。

その理由はNeural Machine Translation(ニューラル機械翻訳)」という名前のAIを導入したことが理由です。

ここ数年のディープラーニングによるAIの進歩を筆頭に,機械翻訳も大きく向上しているのです。

このようなイノベーションが起こっていることを知って,果たして英語を勉強することに意味があるのかと考えるようになりました。

 

機械翻訳のレベルがあがっても英語学習はなくならない

 

語学学習が嫌いな人にとって,Googleの発表は朗報だったと思います。僕も今回の実体験で,もう語学学習をしなくてもいいのかなと思いました。

しかし調べていく段階で,翻訳技術が進んでも語学学習がなくなることはないと考えました。理由は3つあります。

外国語学習は脳トレとして優秀なトレーニング

外国語学習をすると,脳に良い効果があることが分かっています。

具体的にワーキングメモリーの向上,注意力,マルチタスクができるようになり,文化への深い理解,認知症予防にも効果があるとされています。

日本人の英語に対するあこがれ

私はモンゴルで2年間生活をしていたのですが,帰国後に目についたものは,電車内や街の英語教室の多さでした。

おそらくハリウッド映画やファッション,スポーツ,政治などでアメリカの影響力が強く,メディアに頻繁に現れる影響があるのではないかと思います。

英語がしゃべれる=かっこいいの仕掛人は誰なのでしょう?

テレビが普及したことによって,方言をしゃべること=かっこ悪いになったように,メディアの作るかっこいいのイメージに僕たちは大きく影響を受けています。

そういった英語を話すことへのあこがれが,日本人にある限り,英語学習はなくならないと思います。

文化の理解はAIには難しい

エリン・メイヤーさんの異文化理解力によると,個人としての違いと同時に,文化としての違いも理解しあわなければ,国を超えて良い人間関係を築くことは難しいと言っています。

具体的な例を挙げると,インド人と話をすると,彼等はこちらの会話に対して首を横にふります。こちらに対して拒否反応を示しているかと思えば,インドでは同意やなるほどのサインが首を横に振ることなんです。

イギリスでは皮肉を言うことがコミュニケーションを円滑にし,アメリカでは相手を褒めることがコミュニケーションを円滑にします。説得方法も国によって言い方が大きく変わるので,そのようなニュアンスまで読み解くことはAIには難しいと考えます。

まとめ

今回の僕の主張をまとめると,

1,簡単な日常会話ならすでに機械翻訳で十分

2,脳トレとしての効用やあこがれがある限り,語学学習は教養として日本に残り続ける。

3,文化的な背景をふくめた翻訳は,AIには難しい

 

英語学習に使う時間が,本当にあなたにとって優先順位が高いのか,考えるきっかけになれば幸いです。

Enjoy your Studying!




ABOUTこの記事をかいた人

山根 優一

30歳に突入したフリーランスWebライターです。サイト制作とプログラミングも勉強中です。モンゴルでバレーボール教えてました。 ひまさえあれば図書館にひきこもってます。